科目名 | 個別化製剤概論 |
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責任者名 | 原田 努(薬学部 薬剤学) |
学期 | 通期 |
授業形式等 | 選択 講義 1単位 |
原田 努
(薬学部
薬剤学
准教授
) |
佐藤 均
(薬学部
薬物動態学
教授
) |
杉山 恵理花
(薬学部
薬物動態学
准教授
) |
田島 正教
(薬学部
薬物動態学
講師
) |
湯淺 宏
(薬学部
薬剤学
客員教授
) |
今野 勉
(薬学部
薬剤学
兼任講師
) |
池松 康乏
(薬学部
薬剤学
兼任講師
) |
冨家 俊弥
(薬学部
病院薬剤学
兼任講師
) |
後藤 則夫
(薬学部
薬剤学
兼任講師
) |
山本 栄一
(薬学部
薬剤学
客員教授
) |
近年の医療は、ノンレスポンダーを含む不均一な患者集団に対するこれまでの治療法から、個別で均一な患者集団に対して治療を行う個別化医療へと移行しつつある。個別化医療における薬剤は、開発期間が短縮され、治療効果は向上しつつ副作用は低減し、市場浸透速度が上がり、良好なアドヒアランスが期待される。その反面、対象患者数は減少し、薬剤単価は大幅に上昇することは無視できない大きな問題と考えられる。このような医療環境において製剤はどうあるべきなのか、昨今の技術進展をレビューしながら考えていく。一方、製薬企業は医薬品を長期間有効活用するために、PLCM (Product Life Cycle Management) に積極的に取り組んできた。本概論では、特に患者視点で製品価値を最大化するPLCMに着目し、剤形の追加や利便性の改善に関する具体的な製剤設計について専門的知識を深めるとともに、研究を行う上での考え方・態度を身につける。また、製薬会社や患者会から講師を招き、先端的な製剤技術、患者ニーズおよび今後の展望について紹介していただく。 |
受講生の都合に合わせて、開講日を変更する場合がありますので、担当教員に確認してください。
遠方の学生の方に向けて、またCOVID-19感染防止の観点からZOOMによるWEB講義を多く取り入れます。 |
担当教員 | メールアドレス・連絡先 |
---|---|
| tharada@pharm.showa-u.ac.jp
03-3784-8203 |
| e-sugiyama@pharm.showa-u.ac.jp
03-3784-8612 |
担当教員 | 対応時間 ・場所など | 備考 |
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| 授業日10時~17時
3号館地下1階薬剤学研究室 | |
| 授業日10時~17時
2号館2階薬物動態学研究室 | |
| 授業日10時~17時
2号館2階薬物動態学研究室 | |
| 授業日10時~17時
2号館2階薬物動態学研究室 | |
| 授業日10時~17時
3号館地下1階薬剤学研究室 | |
| 授業日10時~17時
3号館地下1階薬剤学研究室 | |
| 授業日10時~17時
3号館地下1階薬剤学研究室 | |
| 授業日10時~17時
3号館地下1階薬剤学研究室 | |
| 授業日10時~17時
2号館2階薬物動態学研究室 | |
| 授業日10時~17時
3号館地下1階薬剤学研究室 |
患者個別の課題を理解し、個々の患者に適した製剤の研究開発、選択および調剤を行えるようにするために、社会・医療上の課題および製剤・評価技術の進歩に関して理解を深める。
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1. | 患者個別の課題を理解し、個々の患者に適した医薬品製剤の必要性について説明できる。
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2. | 医薬品製剤の開発において、どのように患者ニーズを把握し、製剤設計されるのかを説明できる。 |
3. | 患者個別のニーズに応える製剤技術について理解し、説明できる。
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4. | 高齢者用製剤の課題とソリューションについて理解し、説明できる。 |
5. | 経口剤を中心としたDDSについて基礎から最先端の技術について理解し、説明できる。 |
6. | 最新のジェネリック医薬品開発における科学技術と患者ニーズに対応した製剤について理解し、説明できる。 |
7. | 経皮吸収製剤を中心としたDDSについて基礎から最先端の技術について理解し、説明できる。 |
8. | 医薬品開発における薬物動態学の関りおよび今後の展望について理解し、説明できる。 |
9. | 抗がん剤を中心とした最新のDDS技術について理解し、説明できる。 |
10. | 小児用製剤の課題とソリューションについて理解し、説明できる。 |
11. | 近未来に必要とされる製剤および科学技術について、研究論文や資料に基づいて説明できる。 |
講義の前半は、医療の課題や先端的な科学技術を応用した製剤について学習し、研究を実施する上での考え方・態度を身につける。
講義の後半は参加型とし、履修者は医療の課題や先端的な科学技術について担当教員と討論し、個別化製剤に関する理解を深める。 講義を担当する講師は、製薬企業、国立医薬品食品衛生研究所などの研究者、病院で勤務している薬剤師などです。実務経験をもとに患者価値を最大化する製剤について講義をします。 |
課題の論文がある場合、事前に読んで内容を理解し、参考文献の知見も含めて紹介する準備を行う。 |
回数 | 実施年月日 | 曜日 | 時間 | 項目 | 内容 | 担当教員 |
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1 | 2021.5.8 | 土 | 10 : 30 ~ 12 : 00 | 個別化製剤概論 | 患者個別の課題を理解し、個々の患者に適した製剤の必要性について学ぶ。 |
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2 | 2021.6.12 | 土 | 10 : 30 ~ 12 : 00 | 患者ニーズと製剤技術 | 患者個別のニーズに応えるための製剤技術について理解を深める。 |
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3 | 2021.7.10 | 土 | 10 : 30 ~ 12 : 00 | 最新のDDS製剤(経⼝剤) | 経⼝剤を中⼼としたDDSについて基礎から最先端の技術について理解を深める。 |
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4 | 2021.10.20 | 水 | 18 : 00 ~ 19 : 30 | ジェネリック医薬品開発の先端科学(1) | 最新のジェネリック医薬品開発における科学技術と患者ニーズに対応した製剤について理解を深める。 |
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5 | 2021.10.20 | 水 | 19 : 30 ~ 21 : 00 | ジェネリック医薬品開発の先端科学(2) | 最新のジェネリック医薬品開発における科学技術と患者ニーズに対応した製剤について理解を深める。 |
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6 | 2021.11.10 | 水 | 18 : 00 ~ 19 : 30 | 経皮吸収の基礎と製剤化技術(1) | 経皮吸収製剤を中心としたDDSについて基礎から最先端の技術について理解を深める。 |
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7 | 2021.11.10 | 水 | 19 : 30 ~ 21 : 00 | 経皮吸収の基礎と製剤化技術(2) | 経皮吸収製剤を中心としたDDSについて基礎から最先端の技術について理解を深める。 |
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8 | 2021.12.8 | 水 | 18 : 00 ~ 19 : 30 | 医薬品開発と薬物動態(1) | 医薬品開発における薬物動態学の関りについて、具体例から学ぶとともに、今後の展望について理解を深める。 |
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9 | 2021.12.8 | 水 | 19 : 30 ~ 21 : 00 | 医薬品開発と薬物動態(2) | 医薬品開発における薬物動態学の関りについて、具体例から学ぶとともに、今後の展望について理解を深める。 |
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10 | 2022.1.22 | 土 | 10 : 30 ~ 12 : 00 | 最新のDDS製剤(注射剤) | 抗がん剤を中⼼とした最新のDDS技術について理解を深める。 |
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11 | 2022.2.26 | 土 | 10 : 30 ~ 12 : 00 | ⼩児⽤製剤の課題とソリューション | ⼩児⽤製剤の課題とソリューションについて理解を深める。 |
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12 | 2022.3.12 | 土 | 10 : 30 ~ 12 : 00 | 患者個別のニーズに応える製剤技術 | 3Dプリンターを⽤いた患者個別のニーズに対応した製剤についての理解を深める。 |
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