科目名 医学生物における統計学的解析法(薬物動態学)
責任者名 佐藤 均(薬学部 薬物動態学 教授)
学期 通期
授業形式等 共通科目  1単位

◆担当教員

佐藤 均 (薬学部   薬物動態学   教授 )
杉山 恵理花 (薬学部   薬物動態学   准教授 )
田島 正教 (薬学部   薬物動態学   講師 )

◆オフィス・アワー

行番号担当教員対応時間 ・場所など備考
  • 佐藤 均
講義・演習・実習終了後30分
2号館2階薬物動態学
  • 杉山 恵理花
講義・演習・実習終了後30分
2号館2階薬物動態学
  • 田島 正教
講義・演習・実習終了後30分
2号館2階薬物動態学

【教育目標】

薬学研究において得られた実験・調査研究・臨床データを客観的に解釈して記述するために、薬学において汎用される統計学的手法を理解し、自ら適切に適用できるようになることを目標とする。

◆学修到達目標

1. 基本的な統計量(平均値、中央値、標準偏差、標準誤差、信頼区間など)の意味と違いを説明できる。
2. 帰無仮説の概念および検定と推定の違いを説明できる。
3. 主なパラメトリック検定とノンパラメトリック検定を列挙し、それらの使い分けを説明できる。
4. 二群間および三群以上間の差の検定(t検定、χ2 検定など)を実施できる。(技能)
5. 主な回帰分析(直線回帰、重回帰、ロジスティック回帰など)と相関係数について概説し、実施できる。(技能)
6. 統計解析時の注意点について概説できる。

◆授業概要

≪よりよい教育を行うための取組≫
研究において統計解析は欠かすことのできないものです。この授業では、統計初心者から経験者まで、統計学の基礎的な理解を深めながらすすめられるように、実際にデータを用いて統計解析を行っていきます。

【受講上の注意】

コンピューターを用いた演習を行うため、Windowsのノートパソコンを各自持参すること。Mac-PCでも構いませんが、講師はWindowsを用いて講義を進めます。初回講義において、統計ソフトをUSBにて配布し、各自のPCにインストールを行います。インストール可能なPCと必要に応じてUSB-A端子のコネクタをご持参ください。

【講義・実習の内容】

本演習では、既存の統計ソフトウエアを使用しながら演習形式ですすめていく。ソフトウエアの基本操作、データの種類とそれに応じた解析方法を学ぶ。統計手法としては、基本的な「検定」のほか、特に薬学領域研究において汎用される「回帰と相関」、「多変量解析」を取り扱う。

【共通科目時間割】


行番号クール区分日付曜日時間履修項目担当教員
1
必修
2021.11.24
18 : 30 ~ 20 : 00
1. ソフトウエアの説明と基本操作
  • 杉山 恵理花
1
必修
2021.11.24
20 : 00 ~ 21 : 30
2. 統計解析の基礎
  • 杉山 恵理花
1
必修
2021.12.15
18 : 30 ~ 20 : 00
3. 実験データの統計解析~数量データ(1)
  • 杉山 恵理花
1
必修
2021.12.15
20 : 00 ~ 21 : 30
4. 実験データの統計解析~数量データ(2)
  • 杉山 恵理花
1
必修
2022.1.12
18 : 30 ~ 20 : 00
5.  調査研究データの統計解析~カテゴリカルデータ(1)
  • 杉山 恵理花
1
必修
2022.1.12
20 : 00 ~ 21 : 30
6.  調査研究データの統計解析~カテゴリカルデータ(2)
  • 杉山 恵理花
1
必修
2022.1.26
18 : 30 ~ 20 : 00
7.  演習(1)
  • 佐藤 均
  • 杉山 恵理花
  • 田島 正教
1
必修
2022.1.26
20 : 00 ~ 21 : 30
8.  演習(2)
  • 佐藤 均
  • 杉山 恵理花
  • 田島 正教
1
必修
2022.2.9
18 : 30 ~ 20 : 00
9. 臨床研究データの統計解析(1)~相関と回帰(1)
  • 田島 正教
1
必修
2022.2.9
20 : 00 ~ 21 : 30
10. 臨床研究データの統計解析(1)~相関と回帰(2)
  • 田島 正教
1
必修
2022.3.2
18 : 30 ~ 20 : 00
11. 臨床研究データの統計解析(2)~多変量ロジスティック解析
  • 佐藤 均
1
必修
2022.3.2
20 : 00 ~ 21 : 30
12. 臨床研究データの統計解析(3)~生存分析
  • 佐藤 均
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